「PayPayカードの審査は厳しいの?」
「PayPayカードの審査結果がわかるまでは、心配でたまらない!」
PayPayカードは、2021年12月1日にヤフーカードから新しく生まれ変わったカードです。
PayPay利用者多数でのクレジットカードですから入会特典も豪華ですし、入会を検討している方も多いことでしょう。
しかし、審査に通過するかどうかが心配なところですよね。
そんなあなたのために、PayPayカードの審査について詳しく解説しましょう。
審査に通過するためのチェックポイントもご紹介するので、PayPayカードを申し込む前に、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
PayPayカードの審査は厳しい?甘い?
基本還元率 | 最大1.5% ※ご利用金額200円(税込)ごとに最大1.5%のPayPayポイントが付与 |
---|---|
年会費 | 無料 |
国際ブランド | VISA/Mastercard/JCB |
ETCカード | 550円 |
家族カード | 永年無料 |
PayPayカードは、年会費が永年無料だから、安心して長く利用できるクレジットカードです。
ETCカードの年会費がかかるものの、PayPayカード自体のスペックは本カードの年会費無料な上、高還元率で優秀です。
その他、下記のような特典やメリットがあります。
- どこで使ってもポイント還元率は最大1.5%※
- Yahoo!ショッピング・LOHACOなら3%還元
- 番号レスだから安心 など
では、PayPayカードが発行できたとして、カードの利用可能枠(利用可能額)はいくらぐらいになるのか、次の項目で解説しましょう。
PayPayカードの利用可能枠は審査後に決定する
クレジットカードを申し込むときに、よく参考にするのがカードの利用可能枠です。
カードの利用可能枠は、各公式サイトに載っていることが多いのですが、PayPayカードの場合は、公式サイトに利用可能枠の記載がありません。
その理由は、申し込み後に審査を行ない、そのときに利用可能枠を決定するからです。
つまり、100万円になるかもしれないし、10万円になるかもしれないのです。
もし利用可能枠が思った以上に少ない場合は、PayPayカードを使いこなして実績を積むことで、利用可能枠が上がることもあります。
利用枠については『クレジットカードの限度額を引き上げる場合は審査が必要!発行後何ヶ月後に増枠申請が可能?』で詳しく解説しているので合わせて参考にしてくださいね。
といっても、一体どの会社が審査をして、カードの利用可能枠を決めるのか疑問ですよね。
そこで今度は、PayPayカードを発行・審査している会社についてご説明しましょう。
PayPayカードはPayPayカード株式会社が審査している
PayPayカードの審査や発行をしている会社は、『PayPayカード株式会社』です。
元はヤフーカードをワイジェイカードが審査・発行していたのですが、社名がPayPayカードに変わり、カード名が『PayPayカード』になったのです。
カードを申し込むと、その情報と下記の個人信用情報機関の情報を元に、PayPayカードが審査をします。
個人信用情報機関の詳しい内容は、最後の章でわかりやすく説明しますね。さて、PayPayカードは、どんな人でも申し込みができるというわけではありません。
PayPayカードが決めた申し込み資格や条件を満たしていないと、申し込んでも審査に通過できないのです。
そこで次の章では、PayPayカードの申し込み資格・条件をご説明しましょう。
審査の前にチェック!PayPayカードの申し込み資格・条件
PayPayカードの申し込み資格と条件は、下記の通りです。
- 満18歳以上(高校生不可)の方
- 本人または配偶者に安定して継続した収入がある方
- 携帯電話認証(SMS認証)が可能な携帯電話を持っている方
- 日本国内在住の方
- 『Yahoo! JAPAN ID』を持っている方
満18歳以上であれば申し込みができますが、現在高校生であると申し込みができません。
本人または配偶者に安定して継続した収入があれば、PayPayカードに申し込みができます。
つまり、申し込んだ本人が専業主婦(主夫)だったり、パートなどで収入が安定していなくても、配偶者に毎月安定した収入があれば、申し込み可能ということですね。
『Yahoo! JAPAN ID』を持っていることも、申し込みの条件のひとつです。
まだIDを持っていない方は、PayPayカードの申し込みのときにIDを持つこともできるので、安心してくださいね。
さて、申し込みをするときには、事前に用意しておきたい書類などがあるので、次の項目で必要書類をご説明しましょう。
PayPayカードの申し込みに必要な書類
PayPayカードの申し込みには、下記の書類が必要です。
- 運転免許証
- 金融機関情報がわかるキャッシュカードまたは通帳
これを見て、「運転免許証がない人は、本人確認とかどうするの?」と疑問に感じた方もいることでしょう。
運転免許証を持っていない人は、申込書入力時に『運転免許証なし』をチェックすればOK。
本人確認は、金融機関の口座などで確認ができるので、運転免許証がなくても大丈夫です。
ただし、登録できる金融機関の口座はPayPayカードが指定しているため、本人名義の口座となり、約200行の金融機関が登録できます。
登録できる銀行の一部をピックアップしましょう。
- みずほ銀行
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- 楽天銀行 など
申し込みの『金融機関選択』の画面で、一覧表を見ることができるので、このときに確認してくださいね。
PayPayカードの審査・難易度
クレジットカードに申し込むのですから、審査には絶対に通過したいですよね。そのためには、カードの審査難易度を知っておくのもひとつの手です。
しかし、カード会社に審査について問い合わせても、その答えはもらえません。
カード会社にとって『審査』の内容は、重要機密事項だからです。
ではどのようにしてPayPayカードの審査の難易度を知ればいいのか…というと、下記の項目で審査の難易度を知ることができます。
- 申し込み資格・条件
- クレジットカードの系統
- カードランク
早速、難易度をチェックしてみましょう。
PayPayカードの審査の申し込み資格・条件から審査難易度を調べる!
PayPayカードのの申し込み資格と条件は、下記の通りでしたね。
- 満18歳以上(高校生不可)の方
- 本人または配偶者に安定して継続収入がある方
- 携帯電話認証(SMS認証)が可能な携帯電話を持っている方
- 日本国内在住の方
- 『Yahoo! JAPAN ID』を持っている方
若い方でも申し込みができるのに、審査の難易度が高いと、申し込んでも審査に通過できませんよね。
こういったことから、PayPayカードの審査はそれほど厳しくないことがわかります。
カード系統からPayPayカードの審査難易度を調べる!
クレジットカードは様々な会社が発行しており、1社で何十種類ものカードを発行している所もあります。
それらの審査難易度をを一つ一つ比較しようと思うと、気が遠くなるような時間が必要になってしまいますよね。
そこで、クレジットカードを6つの系統に分けて、審査の難易度を下記の表で比較しました。
クレジットカード系統名 | 審査の難易度 |
---|---|
『外資系』カード | 高い |
『銀行系』カード | そこそこ高い |
『鉄道・交通系』カード | ちょっと高い |
『信販系』カード | 中間程度 |
『流通系』カード | 低め |
『消費者金融系』カード | 低い |
例えば『銀行系』であれば、みずほマイレージクラブカードや三井住友VISAカードなどがあります。
『信販系』カードなら、JCBカードやオリコカードがこれにあたります。
では、PayPayカードはどの系統かというと、『流通系』です。
流通系カードは、大手デパートやショッピングサイトを運営している会社が発行しているカードが多く、地域密着型のカードともいえます。
流通系カードは、ショッピング好きな方、主婦(主夫)や1人暮らしの方など、毎日のお買い物をお得にしたい方に向けて作られたカードが多いので、審査の難易度は他の系統に比べて低めです。
PayPayカードも、系統的には審査の難易度が低いので、申し込みしやすいですね。今度は、カードのランクについてご説明しましょう。
カードランクでPayPayカードの審査難易度を調べる!
クレジットカードにはランクがあり、多くは色でランク分けされています。
そこで、カードの色・ランク・審査の難易度に分けて下記の表にまとめました。
カードの色(名称) | カードランク | 審査の難易度 |
---|---|---|
ブラックカード | かなり高い | 難易度が高く、かなり厳しい |
プラチナカード | 高い | 難易度が高く、厳しい |
ゴールドカード | ちょっと高め | ちょっと厳しいが、プラチナほどではない |
一般カード | 低め | 難易度は低めで、比較的入会しやすい |
PayPayカードのランクはどれかというと、『一般カード』になります。
一般カードは最もランクの低いカードで、審査もそれほど厳しくはないため、多くの方が入会しやすいカードとなっています。
国際ブランドで審査の難易度は変わることはない?
PayPayカードは、下記の3つの国際ブランドから選択できます。
- VISA
- MasterCard
- JCB
「国際ブランドが違うと、審査の内容や難易度は変わる?」
このように疑問を感じた方もいるかもしれませんね。
PayPayカードは、『PayPayカード株式会社』が審査を行なうので、国際ブランドで審査の内容や難易度が変わる!なんてことはありません。
あなたの好きな国際ブランドや、現在持っていない国際ブランドを選んで申し込むのもいいでしょう。
さて、PayPayカードの申し込み資格・カード系統・カードランクを総合した結果、PayPayカードの審査難易度は低めであることがわかりましたね。
審査の難易度を見て、「思っていたよりも、申し込みやすいかも!」と感じた方も、きっと多いことでしょう。
では、どのようにしてPayPayカードを申し込むのか、その方法を次の章でご説明しましょう。
PayPayカードの申し込み方法・流れ
「PayPayカードを申し込みたいけど、申し込み方法がイマイチわからない」
このような方のために、PayPayカードの申し込み方法とその流れを下記にまとめました。
- 『PayPayカード』公式サイトにアクセスする
※パソコンでアクセスした方は、スマホでQRコードを読み取ってアクセスする - 『Yahoo!JAPAN ID』の有無を選択する
- IDを持っていればログインし、持っていなければIDの登録をする
- 注意事項をよく読んで、規約に同意する
- 必要事項を入力する
- 入力した内容をよく確認してから、申し込みを完了させる
では、申し込みの流れをもっとわかりやすくご説明していきましょう。
手順1~3|PayPayカードの公式サイトにアクセスしてログインする
まず、『PayPayカード』公式サイトにアクセスします。
パソコンでアクセスした方は、画面に出ているQRコードをスマートフォンで読み取ってください。
…というのも、PayPayカードはスマートフォンでの申し込み方法しかなく、パソコンや書類での申し込みができないのです。
スマートフォンの画面に、『Yahoo!JAPAN ID』の有無を選択するボタンが出てきます。
IDを持っていれば、本人確認を行ないログインしましょう。
IDを持っていない方は、ボタンを押すと『Yahoo!JAPAN ID』の登録画面に移るので、IDを取得してからPayPayカードの申し込みに移ります。
手順4~5|規約に同意して必要事項を入力する
申し込みの際の注意事項・会員規約などが出てきますが、読まずに同意する…なんてことがないようにしてくださいね。
同意をすると、あなたの個人情報や勤め先の情報など、必要事項を入力する画面が出てくるので、間違いがないように入力していきましょう。
金融機関の口座登録も行ないますが、現在は本人名義の口座でしか登録できませんので、あなたの名義の口座を用意してくださいね。
手順6|最終確認をしてから申し込みを完了する
最後に、入力した内容を確認します。入力した情報に間違いがあれば、この時点で修正できます。
入力ミスをそのまま送信してしまうと、PayPayカードから電話確認があったり、審査に通過できない可能性があります。
情報に間違いがないことをよく確認してから、申し込みを完了させましょう。
PayPayカードの発行までの時間や審査状況を確認する方法
「あまりにも時間がかかると、落ちたのかと心配になる」
「審査結果が出るまでは、夜も眠れない!」
他社のクレジットカードを申し込んだことがある方なら、こんな心配をした経験もあるのではないでしょうか。
結論を先にお伝えすると、審査は最短2分!あまりにも早くてビックリですよね。※申し込みにかかる時間も最短5分で合わせても7分
では、申し込みが完了してからカードが発行となるまでの流れを、下記にまとめましょう。
- PayPayカードの申し込みが完了する
- 最短2分で審査結果が届く
- PayPayカードのバーチャルカードでネットショップができるようになる
- 申し込みから約1週間程度でプラスチック製カードが届く
もう少しわかりやすくまとめていきますね。
PayPayカードの申し込み完了後に登録したメールアドレスに結果が届く
PayPayカードの申し込みが完了(最短5分)すると、最短2分で審査結果が届きます。
ただし年末年始、長期休暇など時期によっては、申し込みが殺到して審査が遅くなることがあります。
この点は了承しておきましょう。
審査の結果は、PayPayカードの申し込みをしたときに登録したメールアドレスに届きます。
PayPayカードのバーチャルカードでインターネットショッピングが可能になる
PayPayカードは、プラスチック製のカードだけでなく、インターネットで簡単に決済できるバーチャルカードもあります。
審査に通過すれば、バーチャルカードにカード番号や有効期限などが記載されているので、すぐにインターネットでお買い物ができるようになります。
「すぐに購入したい商品があるから、カードを使って支払い、ポイントも獲得したい!」
このような方には、嬉しいシステムですよね。
バーチャルカードにはカード番号なども記載してあり、Yahoo!ウォレットの『通常使うお支払い方法』にPayPayカードが自動的に登録されるため、Yahoo!ウォレットで支払いができるサイトも利用可能です。
申し込みから約1週間から10日程度でプラスチック製カードが届く
プラスチック製のPayPayカードは、申し込みから約1週間から10日程度で、簡易書留にて自宅に届きます。
実店舗でカード決済をしたい場合は、約10日程度待っていてくださいね。
さて、先ほど審査結果は最短2分とお伝えしましたが、申し込み状況によっては、なかなか審査結果メールが届かないこともあります。
その場合は、審査結果を確認する方法があるので、ご説明しましょう。
審査結果はPayPayカード会員メニューで確認できる
審査結果メールが届かない・確認したい場合は、PayPayカード会員メニューから確認できます。
会員メニューで利用額・利用明細が確認できるようであれば、審査に通過しています。
「もし1日待っても、会員メニューでも確認できない場合は、審査に落ちたことになるの?」
このように、万が一審査結果がなかなか届かないと、審査に落ちてしまったのではないかと心配になりますよね。
そこで、審査結果が届かない場合の対処法をご説明しましょう。
PayPayカードの審査結果が届かない場合
PayPayカードの申し込みから数日たっても、審査結果が届かなかったり、審査に通過したけど本カードが10日以上届かない場合は、下記の番号に連絡をしましょう。
- 電話番号:0570-028181
- 電話番号:093-330-8485
- 受付時間:9時30分から17時30分
- 休日:年末年始
音声ガイダンスに従って操作し、オペレーターに審査結果が届かないことやカードが届かない旨を伝えましょう。
「難聴で、電話の声が聞こえないんだけど、どうすればいいの?」
このように、聴覚障害やなどで耳や言葉が不自由な方のために、PayPayカードでは『手話通訳(筆談)サービス』が利用できます。
利用方法は、下記の通りです。
- カメラが付いているパソコン・タブレット・スマートフォンを用意する
- 『手話通訳(筆談)サービス』にアクセスする
- 『手話・筆談でのお問い合わせを開始する』を押す
- 『株式会社プラスヴォイス』のウェブサイトに移動するので、画面の指示に従い、問い合わせをする
上記のサービスの受付時間は、下記の通りです。
- 受付時間:平日 9時30分から17時30分まで
なお、PayPayカード以外の質問や、音声での質問は受け付けていないので、この点は注意しておきましょう。
さて、これで申し込みからカードが届くまでの流れもわかりましたし、後は実際に申し込むだけです。
「でも、審査に通過する自信がない…」
このように、審査に通るかどうか不安な方が、たくさんいるのではないでしょうか。
そこで次の章では、PayPayカードの審査に落ちを避けるためのチェックポイントをご紹介します。
事前にポイントをチェックして、少しでも審査に通過する確率を上げましょう。
PayPayカードの審査落ちしないためのチェックポイント
PayPayカードの審査に通過したいなら、事前に書き込項目をチェックしておくことをおすすめします。
- 申し込み資格・条件を確実に満たしているか
- 申し込み内容・情報に間違いがないか
- 過去5年間に金融事故を起こしたことはないか
- クレジットヒストリーは良好であるか
- クレジットカードの多重申し込みはしていないか
上記の中には、あなたが初めて目にする言葉もあるかもしれませんので、わかりやすくチェック項目を解説していきますね。
PayPayカードの申し込み資格・条件を確実に満たしているか
PayPayカードの申し込み資格や条件は、下記のようになっていましたね。
詳細 | |
---|---|
申し込み資格 | ・満18歳以上(高校生不可) ・日本在住の方 |
申し込みの条件 | ・本人または配偶者に安定して継続した収入があること ・携帯電話認証(SMS認証)ができる携帯電話を持っていること ・『Yahoo! JAPAN ID』を持っていること ・本人名義の金融機関の口座があること |
本人か配偶者に安定して継続している収入があることも条件です。登録できる金融機関の口座は、現在本人名義のみとなっています。
予定では、2022年2月頃から家族名義の口座でも登録できるようになりますが、本決まりになるまでは、あなた名義の口座を登録しましょう。
申し込み内容・情報に間違いがないか
申し込むときに、あなたの個人情報や勤務先の情報などに間違いがあると、審査に通過できない可能性が高くなってしまいます。
スマートフォンに慣れている方なら、ササッと入力して、申し込みを完了できるかもしれませんが、最後の『内容・情報の確認』の段階で修正ができますので、入力した内容に間違いがないことをよく確認しましょう。
また、審査に通過したいがために、年収や勤務先を偽ることもしないでください。
何よりも信用が第一なので、正確な情報を申告しましょう。
過去5年間に金融事故を起こしたことがないか
あなたは、現在に至るまでに金融事故を起こしたことはありませんか?
過去5年以内に金融事故を起こしていると、PayPayカードに申し込んでも、審査に通過しないかもしれません。
「そもそも、金融事故って何?」
このように感じた方のために、主な金融事故を下記にまとめましょう。
- カードの利用・キャッシングや借入の滞納・延滞・遅延
- クレジットカードの強制解約
- 携帯電話・スマートフォン本体の分割払いの滞納・遅延
- 貸与型奨学金の滞納・遅延
- 自己破産・代位弁済・個人再生などの債務整理を行った
- 完済前に行う過払い金請求 など
つまり、借入の異動が金融事故になるのです。金融事故の情報を管理しているのは、下記の個人信用情報機関です。
個人信用情報機関は、金融事故だけでなく、借入の発生やクレジットカードの利用状況・返済状況なども管理しています。
PayPayカードはCICとJICCに加盟しているため、あなたが金融事故を起こしていれば、PayPayカードにその事実がわかってしまいます。
金融事故を起こしている人に、新たにクレジットカードを発行したいとは思いませんよね。
では、個人信用情報機関が持っている情報は一生消えることがないのか…というと、そうではありません。
金融事故の情報に関しては、5年以上経過すれば、個人信用情報機関から情報が抹消されます。
つまり、金融事故を起こしてから5年以上経てば、PayPayカードの審査に通過する可能性があるということですね。
クレジットヒストリーは良好であるか
クレジットヒストリー(以下クレヒス)が良好なら、PayPayカードの審査に通過する可能性が高くなります。
…といっても、「クレヒスとは何?」という方も多いかもしれませんね。
クレヒスとは、あなたが今に至るまでにクレジットカードをどのように利用してきたのか、その利用履歴のことをいいます。
クレヒスが良好であれば審査に通過することも夢ではありませんが、どのような状態が『良好』なのかがわかりませんよね。
そこで、クレヒスの良好・不良とはどのような状態なのかを、下記の表にまとめましょう。
クレヒス | 状態 |
---|---|
良好 | ・カードをよく使っている ・引き落とし日に返済できている など |
不良 | ・カードをあまり使っていない ・カードの利用料を滞納することがある ・強制解約になったことがある など |
では、PayPayカードを申し込むまでクレジットカードを作ったことがない方はどうかというと、その方は『スーパーホワイト』と呼ばれています。
スーパーホワイトの方は、クレヒスが全くない状態なので、良好か不良かの判断もできませんから、審査に通過するのは少々難しくなります。
「まだ20代で、今回初めてカードを申し込むのだけど…」
このように、年齢が若いためにクレジットカードの申し込みは初めてであるという方は、審査に通ることはできます。
しかし、30歳以上の方でスーパーホワイトであれば、審査通過は厳しいかもしれませんので、下記のような方法でクレヒスを事前に作っておくといいでしょう。
- 通信販売・通信教育などの支払いを分割払いにする
- スマートフォン・携帯電話の本体の料金を分割にする など
クレヒスは、借入した分をしっかり返済してこそ良好となるのです。支払日には確実に返済をして、美しいクレヒスを作り上げましょう。
クレヒスについては『クレジットヒストリーとは?クレヒスの作り方とかかる期間』の記事で詳しく解説しているので合わせて参考にしてくださいね。
クレジットカードの多重申し込みはしていないか
PayPayカードを申し込む前に、他社発行のクレジットカードに申し込んだりしていませんか?
「審査に通るかどうかわからないから、とにかく手あたり次第、申し込んでおこう!」
短期間(6か月程度)にクレジットカードを何枚も申し込むことを、『カードの多重申し込み』といいますが、このような考えでカードの申し込みをすると、審査に通過しない可能性が高くなります。
クレジットカードを申し込むと、各カード会社が個人信用情報機関に情報開示を依頼するので、カードを申し込んだという痕跡が残ります。
これを知った他のカード会社は、短期間にあちこちのカードを申し込んでいるのは、ちょっと怪しい…と不信を感じることでしょう。
本来ならカードは1枚あれば事足りますから、短期間に何枚も申し込むのはおかしいと感じられても不思議ではありませんよね。
もし、PayPayカードの前に他社のカードに申し込んだのなら、申し込んだという痕跡が消えるまでの6か月間は、申し込みを避けた方がいいでしょう。
多重申込みのリスクについては『クレジットカードの多重申込みとは?申込時に気をつけたい期間や件数を解説!』の記事でも解説しているので要チェックです。
PayPayカードの審査でよくある質問
PayPayカードの審査は難しい?
初めてクレジットカードを作りたい方にもおすすめのカードです。
PayPayクレジットとの違いは?
「PayPayクレジット」も当月利用分を翌月にまとめて支払うシステムなので、クレジットカードの仕組みとほぼ変わりません。
PayPayクレジットはPayPay加盟店、PayPayカードは国際ブランドの加盟店で利用できるので、お店によって使い分けるのがおすすめです。
PayPayカードは金融事故を起こしても作れる?
他にも「支払いの延滞を何度も起こしている」「スーパーホワイト」の方も、審査に通りにくい傾向にあります。
PayPayカードの審査まとめ
PayPayカードは、難易度の章でご説明した通り、それほど審査が厳しくないカードです。そのため、幅広い世代・ライフスタイルの方々が利用することができます。
審査にかかる時間も最短2分(申込み5分+審査2分)と短いですし、審査に通過すればバーチャルカードが使えるため、通過後すぐにオンライン決済も可能!
本カードも、1週間から10日ほど待てば自宅に届くのは速い方ですよね。
しかし、審査が厳しくないからと言って気を抜いていると、入力ミスなどで審査に通過できなくなるかもしれません。
審査落ちしないためのチェックポイントを事前によく確認してから、申し込むようにしましょう。
PayPayは、現在日本で急速に利用が広がっている注目の企業なので、PayPayカードを手に入れたら、上手に使ってお得なショッピングをしたいですね。