「エポスカードの利用料金を滞納してしまった!」
「利用料金を滞納した場合はどうすれば良いの?」
この記事をご覧のあなたはおそらく、エポスカードの利用料金の滞納で悩んでいるのではないでしょうか。
ここでは、エポスカードの利用料金を滞納した場合の対処法の他、利用停止日や復活に至るまでの日数、延滞を続けた先で待っているリスクについても詳しく解説していきたいと思います。
利用料金を滞納した場合の最善策はとにかく、一日でも早く完済することです。
ぜひ以下の内容をご覧いただき、お金の管理を徹底的に見直す機会にしていただければと思います。
まずはエポスカードの締め日・引き落とし日を知ろう!
あなたはお手持ちのエポスカードの締め日・引き落とし日をしっかりと把握していますか?
「正直、覚えていない!」という方はこれを機に、エポスカードの締日・引き落とし日を改めて確認しておきましょう。
エポスカードの締め日・引き落とし日は以下のいずれかです。
締日 | 引き落とし日 |
---|---|
毎月4日 | 翌月4日 |
毎月27日 | 翌月27日 |
締日と引き落とし日が同じ日に設定されているのは分かりやすくて良いですね。
ぜひ余裕をもって、4日もしくは27日を迎える前に、引き落とし口座に必要金額を入金しておきましょう。
エポスカードの他、上位カードの締日と引き落とし日も同じ
一般カードのエポスカード他、以下のような上位カードも4日締/翌月4日引き落としもしくは、27日締/翌月27日引き落としとなっています。
上記の他、エポスカードには実に様々な種類がありますが、どのエポスカードを選択しても、やはり締め日と引き落としは4日締/翌月4日引き落としもしくは27日締/翌月27日引き落としです。
エポスカードの種類によって、締日や引き落とし日は変わらないというわけですね。
参考» エポスカードの締め日と引き落とし日|再引き落とし日や残高不足時の対処法
エポスカードを滞納した場合の対処法
エポスカードの利用料金を滞納してしまった場合の対処法は以下の4通りです。
- エポスATMで支払う
- インターネット入金(ペイジー)で支払う
- コンビニレジのバーコード返済(ペイスル)で支払う
- 指定先口座に振込む
④の振込を選択する場合、以下のコールセンターへ連絡し、振込先口座や必要金額などの情報をヒアリングしましょう。
- 電話番号:03-3381-0101
- 受付時間:9:00〜19:00
※12月31日~1月3日までは定休日
なお、振込み手数料はあなた自身が負担する必要があります。あらかじめ理解しておきましょう。
エポスカードの利用料金を滞納した時の利用停止日や復活はいつ?
エポスカードの利用料金を滞納してしまった場合、エポスカードの利用停止日や、復活までに必要な時間が気になりますよね。
ただし、残念ながら滞納した時の利用停止日や復活までの日数について、公式な情報がない上、エポスカードの窓口に電話でヒアリングしても、明確な回答が得られないのです。
したがって、ここから先の話は他のクレジットカードを参考にした一般論となりますが、カード会社が滞納の事実を把握した時点で、エポスカードが利用停止になると考えられます。
また、エポスカードの利用停止から復活に至るのは、カード会社があなたの返済履歴を確認した後です。
銀行への振込みの場合、銀行側の確認も経由する分、他の支払い方法よりも時間がかかると想定されます。
- 残念ながら滞納した時の利用停止日や復活までの日数については公式な情報がない
- カード会社が滞納の事実を把握した時点で、エポスカードが利用停止になると考えられる
- エポスカードの利用停止から復活に至るのは、カード会社があなたの返済履歴を確認した後
以上を踏まえると、できるだけスムーズに利用停止から利用再開に至るには、エポスATMやインターネット入金(ペイジー)、コンビニレジのバーコード返済(ペイスル)などの振込み以外の返済方法をチョイスすることがポイントと言えますね。
エポスカードが強制解約に至るまでの流れ
エポスカードの利用料金を滞納しても、すぐに返済すれば特に大きな問題には発展しません。ところが滞納を放置していると、エポスカードの強制解約に至る恐れもあるのです。
以下、エポスカードが強制解約に至るまでの大まかな流れをご覧ください。
- エポスカードの利用料金を延滞する
- エポスカードが利用停止となる
- 滞納分を支払いできなければ強制解約に至る
『エポスカードの会員規約』の第23条(会員資格の喪失、退会およびカードの利用停止等)によると、債務の返済が行われないとき、カード会員に通知することなく利用停止や会員資格の喪失等の措置をとることがあると記載されています。
つまり、エポスカードの利用料金を延滞してしまった以上、いつどのタイミングで利用停止や強制解約に至っても文句は言えないということです。
参考までに、一般的なクレジットカードの事例を引き合いに出して言うと、強制解約に至るまでの期間はおよそ、滞納から2〜3ヶ月程度と言われています。
いずれにせよ、一日でも早い完済を目指したいですね。
エポスカードの利用料金を滞納した場合のリスクや強制解約後に待っているもの
当記事最終項では、エポスカードの利用料金を滞納した先で待っているリスクについて、以下の6項目を挙げながら解説していきたいと思います。
- 遅延損害金が発生する
- エポスカードが利用停止になってしまう
- クレジットヒストリーに記録が残る
- 強制解約に至る
- 分割払いやリボ払い分も一括請求される
- 裁判沙汰に発展する
「え!裁判沙汰って冗談でしょ?」と思われるかもしれませんが、利用料金の滞納は立派な契約違反です。甘く見積もってはいけません。
以下の内容をご覧いただければ、滞納に対する意識が変わり、今まで以上に真剣に返済のことを考えられるようになるでしょう。
遅延損害金が発生する
本来の引き落とし日にエポスカードの利用料金の支払いができなかった場合、その翌日から支払い完了日に至るまでの日数分、年率14.6%の遅延損害金が発生します。
「年率14.6%って、どれくらい?」
と気になる方もいることでしょうから、具体的なシミュレーションをしてみましょう。
仮にエポスカードで30万円のショッピングをした上で、その支払いを1か月滞納してしまった場合、遅延損害金は次の通り算出できます。
- 300,000円×14.6%÷365日×30日=3,600円
本来は300,000円の支払いで済むにもかかわらず、延滞が原因で303,600円の返済になってしまうのは実に痛いですね。
遅延損害金は返済日が遅くなればなるほど、雪だるま式に増え続けます。借金地獄に陥ってしまう前に、少しでも早い段階で遅延損害金にピリオドを打ってください。
エポスカードが利用停止になってしまう
先ほどもお伝えした通り、エポスカードの利用料金を滞納し、カード会社がその事実を把握した時点で、エポスカードは利用停止扱いとなります。
大げさな話ではなく、普段から様々な支払いをエポスカードに任せている方にとって、エポスカードの利用停止はまさに死活問題。
利用停止は絶対に回避したいですし、仮に利用停止になったとしても、すぐに利用料金を完済し、利用停止状態から復活させたいものです。
滞納分の返済方法はエポスATMやインターネット入金(ペイジー)、コンビニレジのバーコード返済(ペイスル)、振込みなどがありますが、復活までのスピード感を重視するなら振込み以外の方法がおすすめですよ。
クレジットヒストリーに記録が残る
利用料金の滞納によって、遅延損害金が発生するのも痛いですが、お金以上に大切なモノを失うリスクも知っておきたいところ。
そう。エポスカードの利用料金を滞納してしまうと、あなたの大切なクレジットヒストリー(信用情報)に傷がついてしまうのです。
あなたもご存知の通り、クレジットヒストリーは様々な審査で重要視される個人情報。
当然、クレジットヒストリーに傷が残っていると、今後の人生であなたがチャレンジする審査で、良い結果を出すことは難しいでしょう。
- 利用料金の滞納でクレジットヒストリーに傷が残る
- クレジットヒストリーに傷が残ると、ありとあらゆる審査で不利になる
お金よりも大切な信用を守り抜くためにも、改めて滞納の重みを受け止めていただければと思います。
エポスカードが強制解約に至る
あくまでも目安ですが、本来のエポスカードの支払い日から2〜3ヶ月ほど滞納が続くと、エポスカードの強制解約に至るリスクがあります。
ただし、場合によっては2〜3ヶ月の猶予すらなく、それ以上に早い段階でエポスカードの会員資格を喪失してしまう可能性もあるでしょう。
「滞納した以上、いつ梯子を外されるか分からない!」
という前提で、返済計画に向けて動き出すべきですね。
ちなみに、強制解約後は、再度エポスカードに入会できなくなるのはもちろん、最低5年間のブラックリスト入りが確定します。
ブラックリスト期間はほぼ100%審査落ちしてしまうと覚悟しておいてください。
- 目安として本来の支払い日から2〜3ヶ月程度の滞納でエポスカードの強制解約に至る
- 強制解約後はブラックリスト入りが確定。向こう5年間はほぼ100%審査落ちしてしまう
人生の楽しい5年間はあっという間ですが、ブラックリスト入りの5年間は果てしなく長いです。
後悔しないために、多少無理をしてでも、なんとかエポスカードの利用料金の返済を遂行しましょう。
分割払いやリボ払い分も一括請求される
あなたは現在、エポスカードで分割払いやリボ払いを利用しているでしょうか。
もし利用されているなら特に注意が必要です。
『エポスカードの会員規約』の第23条(会員資格の喪失、退会およびカードの利用停止等)によると、「会員資格を喪失した場合、当社が会員に対して、残債務の一括返済を求めたときはこれに応じていただく」とあります。
つまり、エポスカードが強制解約に至ってしまった場合、分割払いやリボ払いの利用分も含め、一括請求がかけられてしまう可能性があるのです。
「一括が無理だから分割やリボにしてるのに!」
と頭を抱えてしまうかもしれませんが、これに関しては利用規約を違反した罰ですから反論しようがありません。
強制解約後は支払い方法や利用額の多寡にかかわらず、残債が一気にのしかかってくるリスクも想定しておきましょう。
- 強制解約後は分割払いやリボ払い分も一括請求される
- 強制解約後は支払い方法や利用額の多寡にかかわらず、残債が一気にのしかかってくる
裁判沙汰に発展する
最後に万が一の話をしておきます。エポスカードの強制解約後、残債の一括請求に対応できなかった場合、最終的には裁判沙汰に発展します。
ここまでくるともう詰みです。いくらあなたの経済状況が苦しくても、法的処置で財産が差し押さえられてしまうため、支払いの義務から逃れることはできません。
- 強制解約後の一括請求に対応できなければ裁判沙汰に発展する
- 法的処置で財産が差し押さえられるため、支払いの義務から逃れることはできない
当記事をご覧のあなたには、こんな未来を迎えて欲しくありません。
手元にあるモノをメルカリで売る。日払いのアルバイトでお金を作る。
友人や親からお金を借りる。最終手段としてカードローンを利用するなど、ありとあらゆる方法を駆使してなんとか現状を打破してください。
エポスカードの利用料は滞納前に対処して強制解約を防ごう!
ここまでの内容をご覧いただいた方なら、利用料金の延滞の恐ろしさを痛感されたことでしょう。
ここで振り返りを兼ねて、当記事のポイントをまとめておきます。
- エポスカードの引き落とし日4日もしくは27日
- エポスカードの利用料金を滞納した場合は入金するか振込する
- エポスカードの利用料金を滞納すると遅延損害金が発生する
- エポスカードの利用料金を滞納するとクレジットヒストリーに記録が残る
- エポスカードの利用料金の滞納が続くと最終的に強制解約に至る
- 強制解約の処分に至ると、ブラックリスト入りが確定する
- 強制解約後は残債が一括請求される
- 強制解約後も支払いに応じずにいると裁判沙汰に発展する
数日程度の延滞ならまだしも、長期間の延滞は、人生を揺るがすほどの大事に発展しかねません。
ぜひお金の管理を徹底していただき、一日でも早い完済を心掛けてくださいね。