あなたはビックカメラSuicaカードの締め日や引き落とし日を把握していますか?
- 締め日:毎月5日
- 引き落とし日:翌月4日
ビックカメラSuicaカードはビックカメラで最大11.5%もの還元を享受することができる便利なクレジットカードです。
より計画的にカードを利用するためにも、当記事を参考にしてビックカメラSuicaカードの締め日や引き落とし日を覚えておいてくださいね。
うっかり入金を忘れてしまい、引き落とし日に間に合わなかった場合の対処法もまとめていますよ。
ビックカメラSuicaカードの締め日
ビックカメラSuicaカードの締め日は毎月5日です。
前月6日〜当月5日までの利用分が、支払い分として計上されるということになりますね。
- 締め日:毎月5日
お金の管理をしていく上で締め日の把握は重要となりますが、毎月末日締めは非常に覚えやすくて助かりますよね。
数ヶ月ほどビックカメラSuicaカードを継続して利用していれば、締め日のタイミングは自然と頭に入っていきそうですね。
締め日と確定日は異なる
締め日とはその名の通り、利用額が定まる区切りとなる日のことです。
一方、確定日とは、加盟店からクレジットカード会社への請求が確定する日のことを指します。
- 締め日:カードの利用額が定まる日
- 確定日:加盟店からカード会社への請求を確定する日
ここで注意したいのは、確定日が必ずしも、クレジットカード利用日とイコールになるわけではないということです。
たとえば、ある加盟店で月末にビックカメラSuicaカードで買い物をしたとしましょう。
クレジットカードを切ったのは月末に間違いはないのですが、加盟店からクレジットカード会社へ請求がいくのは当日とは限らず、後日に処理されることもままあるのです。
この点を踏まえれば、クレジットカード会社から明細が届いた際に、「あれ?利用したのはこれだけだったかな?」と思うこともあるでしょう。
なんのことはありません。単に、支払いのタイミングがずれ込んでいるだけです。
確定日は加盟店によって異なる
「じゃあ、確定日はクレジットカードを切って何日後に来るの?」
ビックカメラSuicaカードの確定日は「ご利用代金明細書」が送られる締切月20日頃です。
- 確定日:締め日の同月20日頃
注意してほしいのが、締め日までに利用した代金全てが確定するわけではなく、加盟店によっては請求月が遅れる点です。
たとえば私は、ザ・リッツカールトン京都に宿泊した際にクレジットカードを利用したことがあるのですが、しばらくの間、クレジットカード会社から請求がありませんでした。
「変だな…。」と思いながらも、カード会社に問い合わせることもなく、いつも通りの日々を過ごしていました。
ホテルの宿泊代の請求が来たのは利用日から2ヶ月ほど経過した時です。
忘れていた頃に目にした請求額に腰を抜かしそうになったのは言うまでもありません。
このように、実際に請求が来るのが2ヶ月もずれ込むケースもあります。
つまり、最終的な請求額は、利用明細が確定するまでは分からないということです。
なんだか少々モヤモヤする感じは否めませんが、これはクレジットカードの清算システム上、致し方ないことと言えます。
大きな金額の決済をクレジットカードでする際には、しっかりと把握しておいた方が良いかもしれませんね。
ビックカメラSuicaカードの引き落とし日
ビックカメラSuicaカードの引き落とし日は、翌月の4日に設定されています。
前々月6日〜前月5日までの利用分が、当月の4日に引き落としされるということですね。
- 引き落とし日:翌月4日
「引き落とし日までは余裕があるから大丈夫…。」
と高を括っていると、痛い目に合う可能性もありますよ。
締め日は休日の影響を受けないが引き落とし日は休日の影響を受ける
すでにご存知の通り、引き落とし日とは、銀行口座からクレジットカード利用分が引き落とされる日のことです。
引き落としは金融機関による作業となるため、平日に実施されます。
つまり、引き落とし日は休日の影響を受けるということですね。
たとえば、ビックカメラSuicaカードの場合、引き落とし日は4日なので、4日が土日祝日に該当する場合、引き落とし日は翌営業日に振替となります。
ちなみにクレジットカードによっては、引き落とし日が土日祝日とバッティングする場合、翌営業日ではなく、前倒しで引き落としが実施されることもありますよ。
引き落とし口座への入金作業は遅くとも前日までに
ビックカメラSuicaカードの引き落とし日は4日なので、遅くとも前日の3日までにはお金の準備を済ませておきましょう。
給与の受け取り口座とクレジットカード利用代金の引き落とし口座が同じ方であればそこまで意識することもありませんが、そうでない方に関しては注意が必要ですね。
と思う方も中にはいるかもしれませんが、これはあまりおすすめできる考え方ではありません。
というのも、引き落としがかかるタイミングは銀行によって異なり、日付が変わったらすぐや、朝一番で引き落としがかかる銀行もあるためです。
引き落としができないというのは大きなリスクを背負います。
詳しくは『ビックカメラSuicaカードの利用料を滞納した場合の利用停止日や強制解約に至る日数とは?』の記事で更に詳しく解説していますので、ぜひ合わせて参考にしてみてください。
ビックカメラSuicaカードの再引き落とし日
ここではビックカメラSuicaカードの再引き落とし日について解説を加えていきたいと思います。
もちろん、初回の引き落とし日を逃してはいけませんが、万が一の時に備え、以下に記載する知識も備えておきましょう。
ビックカメラSuicaカードに再引き落としはかからない
結論から言うと、ビックカメラSuicaカードにおいては、再引き落としという措置はありません。
それではどうすれば良いのかというと、以下のいずれかの方法によって、自ら入金手続きを行う必要があります。
- 駅のATM「VIEW ALTTE」から入金する
- 金融機関から入金する
それぞれの詳細を以下で確認していきましょう。
駅のATM VIEW ALTTE から入金する
ビックカメラSuicaカードを準備の上、駅に設置されているVIEW ALTTEで以下の手続きを行うことで、入金を完了させることができます。
- 操作パネルにて、左下の「ご返済」を押す
- 「今月分ご返済」を押す
- ビックカメラSuicaカードを挿入する
- 「現在挿入されているカードのみご返済」を押す
- 支払い金額が表示されるので、入金する
ここまでです。入金に関しては小銭を利用することはできず、紙幣も50枚までの受付となります。
金額によっては、VIEW ALTTEで返済できないこともあるため、その場合は金融機関から入金手続きを行いましょう。
金融機関から入金する
金融機関から入金する方法は、郵送で届けられる利用明細書かもしくは、インターネットサービスの『VIEW’s NET』で確認することができます。
どちらの方法で返済するにしろ、迅速に手続きを行うに越したことはありません。
返済が遅くなればなるほど、クレジットカード会社からの信頼を失うことになり、クレヒスにもマイナスの履歴が刻み込まれてしまいますよ。
クレジットカードの延滞は厳禁!
クレジットカードの滞納が良くないというのは、おそらく誰にでも分かることでしょう。
それでは具体的に、なぜクレジットカードの延滞が厳禁なのか。そして、仮に延滞を起こしてしまうと、どのようなデメリットが降りかかってくるのかをここでテーマに挙げていきたいと思います。
クレジットは信用を意味する
クレジットカードの『クレジット』は信用を意味します。
つまり、クレジットカード会社はあなたを信用したからこそ、カードを発行しているわけですね。
せっかくカード会社が信用してくれているにもかかわらず、延滞をしてしまうのはかなりの信用を失うことを意味しています。
たとえこれまでに、長期間の継続的な利用で信頼を築きあげてきていたとしても、その信頼関係すら崩れ去ってしまうことは想像に難くありません。
延滞した時に起こるリスク
それでは仮に、延滞を起こしてしまったらどのようなリスクを被るのかをみていきましょう。
以下は、延滞をそのまま放置してしまった場合に予測される事態の数々です。
- クレジットカード会社から督促の連絡がくる
- 延滞金を支払う必要が生じる
- クレジットカードの利用停止
- クレジットカードの強制解約
- 信用情報に傷が残る
それぞれの項目について、解説を加えていきましょう。
クレジットカード会社から督促の連絡がくる
支払うべきお金が支払われていなければ、クレジットカード会社から督促の電話が来るのは当然のことです。
場合によっては勤め先に電話がかかってくることもあるかもしれません。
延滞してしまっている本人が電話に出た場合はまだ良いですが、他の方が電話に出た場合は不信感を抱かれてしまうのは間違いないでしょう。
延滞金を支払う必要が生じる
延滞をしてしまうと、本来支払うべき利用代金に加え、延滞金が上乗せされてしまいます。
ビックカメラSuicaカードの場合、年14.6%の遅延損害金が加算されます。
やはり支払いが遅れて良いことは何一つありませんね。結局は自分自身が損をするだけです。
もちろん、支払い日が遅れれば遅れるほど、延滞金の額が膨れ上がってしまうことは言うまでもありません。
速やかにお金を工面することが、無駄な出費を発生させない為にも重要なことですよ。
クレジットカードの利用停止
度々の督促にも応じないままに日々が過ぎてゆくと、クレジットカードの利用ができなくなってしまいます。
会員としての資格を失うということですね。
クレジットカードが利用停止になった際に特に困るのが、カード払いに指定しているすべての支払いが滞ってしまうということ。
公共料金や携帯電話料金などの支払いをクレジットカードにしている場合、それらの支払いも延滞になってしまうため、クレヒスに二重の傷が及んでしまいますよ。
年齢を重ねれば重ねるほど重要になってくるクレヒスについて『クレジットヒストリーとは?クレヒスの作り方とかかる期間』の記事で更に詳しく解説しています。
クレジットカードの強制解約
クレジットカードが利用停止になった後は、クレジットカードの強制解約が待っています。
もちろん、強制解約になったからといって、支払いから逃れられるわけではありません。
場合によっては、それまで延滞していた金額や延滞金はもちろんのこと、分割払いやリボ払いに設定していた分も含め、一括返金を求められることもあります。
信用情報に傷が残る
信用情報は、クレジットカードやローンの審査をする際に用いられる個人情報です。
仮に延滞や利用停止、解約などの事態に陥ってしまった場合、この信用情報に傷が残ってしまうため、今後の審査が圧倒的に不利になってしまうでしょう。
一度傷がついてしまうと、その履歴は5年間残ると言われています。
この点を踏まえれば、締め日や引き落とし日などの情報を把握し、しっかりと毎回の支払いを遅延なく行うことがいかに重要であるかを改めてお分かりいただけるかと思います。
クレジットカードの審査では信用情報がとても重要です。
詳しくは『クレジットカードの審査が甘いと言えるおすすめカード特集|審査通過する為の知っておくべき6つのこと』の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
延滞しないためにできること
さて、延滞からはじまる様々なリスクをご理解いただいたところで最後に、ビックカメラSuicaカードやその他クレジットカードなどを延滞しないためにできることをシェアして締めくくりたいと思います。
たとえば、以下のような案はどうでしょうか。
- クレジットカードの利用上限額を決めてしまう
- 給与振込口座と引き落とし口座を同じにする
- 給料日を入金作業日にする
以下、それぞれの項目について解説を加えていきましょう。
クレジットカードの利用上限額を決めてしまう
「クレジットカードの利用は毎月○万円まで。」
そうやってあらかじめ利用上限額を決めておくと、無駄な出費を抑えられるかもしれません。
この方法の良いところは、利用上限額を定めることによって、これまで以上に一回一回のクレジット利用額に対して意識が向くことです。
「これは本当に必要な買い物なのか?これを購入すると利用限度額を超えてしまう。」
以上のように自然と自制心が働くため、節約効果を上げるために一役買ってくれるのは間違いないでしょう。
給与振込口座と引き落とし口座を同じにする
給与振込口座をビックカメラSuicaカードの引き落とし口座と同じにすることは、引き落とし口座への入金忘れを防ぐための重要なことです。
給与振込口座と引き落とし口座をイコールにしてしまえば、入金忘れは起こりようがないですよね。
もちろん、振り込まれた給料を必要以上に引き出してしまうのがNGであることは言うまでもありません。
給与振込口座と引き落とし口座を同じにした上で、しっかりと引き落としがかかる額を把握しておくことも大切ですよ。
給料日を入金作業日にする
何らかの事情があり、給与振込口座と引き落とし口座をイコールにできない方もいることでしょう。
そんな方の場合は、給料日を入金作業日と決めておくことをおすすめします。
ビックカメラSuicaカードは、締め日から引き落とし日までの期間が比較的長いため、引き落とし日に合わせて動いていると、どうしても入金作業を失念してしまうリスクが高いです。
したがって、引き落とし日に合わせて動くのではなく、入金作業日を思い切り前倒しにするか、給料日に入金作業を済ませてしまいましょう。
これで入金忘れを防げる上に、必要以上にお給料に手を出してしまうこともないですよ。
クレジットカードの滞納するリスクについては『クレジットカードの利用料金を滞納したら信用情報は悪化!滞納時の対処法を解説』の記事で更に詳しく解説していますので、ぜひ合わせて参考にしてみてください。
ビックカメラSuicaカードの締め日と引き落とし日まとめ
ビックカメラSuicaカードの締め日と引き落とし日は以下の通りです。
- 締め日:毎月5日
- 引き落とし日:翌月4日
- 確定日:「ご利用代金明細書」が送付される締め月の20日頃
クレジットカードの利用日と確定日は必ずしもイコールになるわけではありません。
利用する加盟店によっては、利用したことを忘れた頃に請求がかかることもあるので注意が必要です。
また、ビックカメラSuicaカードは締め日から引き落とし日までの期間が長いため、引き落とし口座への入金作業は前倒しで行うのがベターでしょう。
うっかり入金を失念してしまうと、延滞につながってしまい、大切なクレヒスに傷が及んでしまう可能性がありますよ。