「PayPayカードの利用料金を滞納してしまった!」
「PayPayカードが利用停止になってしまった!」
こんな状況に陥っている方にこそ、冷静に読み進めていただきたいのが当記事の内容です。
ここでは、PayPayカードを滞納した場合の対処法に加え、利用停止から復活する方法、強制解約に至るまでの流れについて解説していきたいと思います。
ぜひ以下の内容をご覧いただき、現在のご自身の状況を把握していただいた上で、これからやるべきことに注力してください。
参考» クレジットカードの利用料金を滞納したら信用情報は悪化!滞納時の対処法を解説
まずはPayPayカードの締日・引き落とし日を知ろう!
まずはPayPayカードの締め日や引き落とし日を知っておくことが大事です。
- PayPayカードの締日:月末
- PayPayカードの引き落とし日:翌月27日
PayPayカードの利用分は月末締めとなり、翌月27日に引き落としがかかります。
締日が月末だと、PayPayカードの利用額が把握しやすくて良いですね。
毎月の引き落としに遅れないためのコツとしては、「27日までにお金を用意する」という考えではなく、「余裕をもって遅くとも25日までにはお金を準備しておこう」と前倒しのスタンスでいることです。
PayPayカードを滞納した場合の対処法
「PayPayカードを滞納しちゃった場合はどうすれば良いの?」
というあなたの声が聞こえてきそうです。
PayPayカードでは、引き落とし日に間に合わなかった場合の再引き落としは行われません。
以下の連絡先に電話し、カード指定口座へ請求金額を振り込みましょう。
- 電話番号:0570-09-8181(自動音声サービス)
- 受付時間:24時間365日(メンテナンス時を除く)
なお、手続きにはカード番号が必要です。
あらかじめPayPayカードを手元に準備しておくとスムーズですね。
コンタクトセンターに電話した際の操作手順
コンタクトセンターへ電話する際には下記の手順で行うと、スムーズに手続きが進みます。
- 0570-09-8181へ電話をする
- 『3:請求額の照会』を押す
- 『カード番号』もしくは『お客様番号』を入力して『#』を押す
- 『生年月日』を和暦6桁で入力して『#』を押す(昭和42年1月1日生まれなら420101)
- 振込日を4桁で入力する(3月15日なら0315)
- 振込日を確認し、問題がなければ『1』を押す
- 振込金額と振込み先の案内が流れる
- 振込金額と振込み先の確認ができたら『1』を押す
ご覧の通り、振込日はご自身で希望の日程を申請できます。
ただし、振込日が遅くなればなるほど、遅延損害金が膨れ上がっていくことには注意が必要ですよ。
PayPayカードの利用料金を滞納した時の利用停止日や復活はいつ?
あなたがPayPayカードの利用料金を滞納してしまい、その状況をカード会社が把握した時点で、PayPayカードは利用停止になってしまうというわけです。
- PayPayカードの利用料金を滞納すると、まもなくPayPayカードは利用停止になる
- PayPayカードが利用停止に至る前に、カード会社から事前の連絡はない
一日でも支払いが遅れてしまったら、とにかく急ぎでコンタクトセンターに連絡し、必要金額の振込手続きを進めたいですね。
利用停止から復活するのは、カード会社があなたの振込を確認した後
PayPayカードが利用停止になってしまった場合、利用停止から復活するのは、カード会社があなたの振込を確認した後です。
あなたが必要金額を振込してから、カード会社が振込内容を確認するまでにはタイムラグがあります。
振込したからといってすぐに、PayPayカードが利用再開されるとは限らないことを理解しておきましょう。
- 利用停止から復活するのは、カード会社があなたの振込を確認した後
- カード会社が振込内容を確認するまではタイムラグがある
いずれにせよ、少しでも早くPayPayカードの復活を願うのであれば、一日でも早く必要金額の振込手続きを済ませることが重要ですね。
PayPayカードが強制解約に至るまでの流れ
PayPayカードに限らず、クレジットカードを利用していて一番怖いのは強制解約です。
では、PayPayカードの利用料金を滞納し、利用停止後にどのくらいの期間で強制解約に至るのか、とても気になりますよね。
- PayPayカードの利用料金を延滞する
- PayPayカードが利用停止になる
- 電話や書面で督促が入る
- 対応できずにいると、PayPayカードが強制解約に至る
PayPayカードの利用料金を延滞したままもたもたしていると、最終的には強制解約の処分を受けてしまいます。
ちなみに、強制解約に至るまでの日数は公式情報で明確にされていません。
したがって、あくまでも一般的な話として受け止めていただきたいのですが、延滞から2〜3ヶ月程度で、強制解約になってしまう可能性が高いでしょう。
強制解約になったら最後、PayPayカードを再発行できなくなるのはもちろん、ブラックリスト入りしてしまい、最低でも5年間は全ての審査でほぼ100%落ちてしまいます。
お金の管理ができなかったことによって、お金以上に大切なモノを失うというわけですね。くれぐれも肝に命じておいてください。
参考» クレジットカードの信用情報とは?個人の信用情報を開示する方法を解説!
PayPayカードの利用料金を滞納した場合のリスクや強制解約後に待っているもの
ここから先は少々怖い話も含みますが、きちんと現実と向き合っていただくためにしっかりと記載します。
PayPayカードの利用料金を滞納した場合のリスクは次の通りです。
- 遅延損害金が発生する
- PayPayカードが利用停止になってしまう
- クレジットヒストリーに記録が残る
- 強制解約に至る
- 裁判沙汰に発展する
「え!裁判沙汰に発展しちゃうの?」
と驚かれたかもしれませんね。以下の内容を読み進めていただければ、もはや滞納を続けるという選択肢は綺麗さっぱり頭から払拭していただけることでしょう。
遅延損害金が発生する
PayPayカードに限った話ではありませんが、クレジットカードの利用料金を延滞してしまうと、当然ながら遅延損害金が発生します。
ここで注意していただきたいのが、遅延損害金は支払日の翌日から支払済の日に至るまで、日を追うごとに上乗せされてしまうことです。
まさに雪だるま式にどんどん借金が増えていくようなイメージですね。
- PayPayカードの利用料金を延滞すると遅延損害金が発生する
- 遅延損害金は雪だるま式に上乗せされてしまう
借金から逃げ続けることは簡単ですが、逃げ続けた先には地獄が待っています。
1日でも早く、完済するに越したことはありませんよ。
PayPayカードが利用停止になってしまう
すでにお伝えした通り、引き落とし日に間に合わなかった場合、まもなくPayPayカードは利用停止の扱いになってしまいます。
普段から様々な支払いをPayPayカードに任せている方や、公共料金やサブスクリプションの支払いをPayPayカードに設定している方にとって、PayPayカードが利用できなくなるのはまさに死活問題。
その上、滞納分を返済したからといって、すぐにPayPayカードの利用が再開されるわけではありません。
- PayPayカードの利用料金を滞納すると、まもなく利用停止扱いになってしまう
- 滞納分を返済したからといって、すぐにPayPayカードの利用が再開されるわけではない
万が一、PayPayカードが利用停止になってしまった場合は、速やかに滞納分の返済手続きをしてくださいね。
クレジットヒストリーに記録が残る
クレジットカードの遅延損害金や数日程度の利用停止は、延滞によって被るデメリットの中ではまだマシな方です。
真に怖いのはここから。
まずはクレジットヒストリー(信用情報)の話をしていきましょう。
PayPayカードの利用料金を延滞してしまった場合、あなたの大切なクレジットヒストリーに傷が残ってしまいます。
あなたもおそらくご存知の通り、クレジットヒストリーはありとあらゆる審査で重要視される情報で、クレジットカードの延滞の記録が残っていると当然、審査をくぐり抜けるのは困難を極めます。
- PayPayカードの利用料金を延滞すると、クレジットヒストリーに傷が残る
- クレジットヒストリーに傷が残ると、ありとあらゆる審査で不利になる
ちょっとした不注意で延滞してしまい、大切な信用情報に傷がついてしまうのは実にもったいないですよね。
ぜひこれを機に、PayPayカードの計画的な利用を意識するとともに、毎月の支払い日を死守することを心掛けてください。
PayPayカードが強制解約に至る
『PayPayカードの利用規約』によると、会員が支払債務の履行を怠った場合、会員に通知することなく会員資格を取り消すことができるとあります。
利用規約では、利用料金の滞納からどれくらいの日数で強制解約に至るかまでは明記されていませんが、ある日突然解約の処分を受けても文句は言えないというわけですね。
- PayPayカードの利用料金を延滞し、返済を怠っていると強制解約に至ってしまう
- 利用料金の延滞から強制解約に至るまでの具体的な日数は公式上で定められていない
ちなみに、仮に強制解約の処分を受けた場合、ブラックリスト入りが確定し、向こう5年間はほぼ確実にありとあらゆる審査に落ちてしまうでしょう。
裁判沙汰に発展する
どうにもこうにも利用料金を支払える目処が立たない方にとって、ここから先の話は耳を塞ぎたくなるかもしれませんが、大事なことなのでしっかりと受け止めてください。
まず、PayPayカードが強制解約になった後も、支払いの義務は続きます。分割で支払っていた分も含め、一括請求がかかるでしょう。
万が一、この一括請求に対応できなければ、最終的には裁判沙汰に発展します。
あなたがどれだけ利用料金の支払いから逃れる努力をしたとしても、強制的にあなたの財産が差し押さえられてしまうのです。
- 強制解約後は残債の一括請求がかかる
- 一括請求に対応できなければ裁判沙汰に発展する
もしかしたら今あなたは、目の前の支払いに対応できておらず、ずいぶんと苦しい状況かもしれません。
ただ、最悪のシチュエーションだけは迎えてはいけません。
- 日々の生活で発生する無駄を徹底的に排除する
- 日払いのアルバイトでお金を貯める
- メルカリで不要なものを売る
ありとあらゆる対処法を駆使して、PayPayカードの利用料金の完済を目指してください。
どうにもこうにもお金を工面するのが難しい場合は最終手段として、友人や親からお金を借りる、あるいはカードローンを利用するなどの方法にも目を向けてみてくださいね。
PayPayカードの利用料は滞納前に対処して強制解約を防ごう!
ここまでの内容をご覧いただいたあなたなら、いかに滞納が怖いことであるかを再認識されたことでしょう。
ここで振り返りを兼ねて、当記事のポイントをまとめておきます。
- PayPayカードの締め日は末日、引き落とし日は翌月27日
- PayPayカードを滞納した場合はコンタクトセンターに電話した後に振込する
- PayPayカードを滞納すると遅延損害金が発生する
- PayPayカードを滞納するとクレジットヒストリーに記録が残る
- PayPayカードの滞納が続くと最終的に強制解約に至る
- 強制解約の処分に至ると、ブラックリスト入りが確定する
- 強制解約後は残債が一括請求される
- 強制解約後も支払いに応じずにいると裁判沙汰に発展する
PayPayカードの滞納は、遅延損害金やPayPayカードの利用停止のみならず、あなたの大切な信用情報に傷が残ったり、強制解約や裁判沙汰にも発展してしまいます。
最悪の事態だけは迎えないように、ぜひありとあらゆる言い訳を乗り越えて、PayPayカードの利用料金の返済に全神経を注いでみてくださいね。