「ANA一般カードの審査基準が知りたい!」
「ANA一般カードは国際ブランドによってサービス内容が変わるの?」
これからANA一般カードの発行をお考えの方であれば、ANA一般カードの審査難易度や国際ブランドによる違いなどが気になっていることでしょう。
当記事では、ANA一般カードの審査難易度や国際ブランドによる違いはもちろんのこと、申し込み資格や申し込みの方法、審査落ちしないためのポイントに至るまで徹底的に解説を進めています。
以下の内容をご覧いただければ、大船に乗った気持ちでANA一般カードの審査にチャレンジしていただけることは間違いないでしょう。
ぜひあなたも、十分な準備のないままにANA一般カードに申し込みするのではなく、まずは当記事の内容に向き合ってみてください。
ANA一般カードの審査は甘い?厳しい?
ANA一般カード VISA/MasterCard |
ANA一般カード JCB |
|
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基本還元率 | 一般加盟店:0.5% ANAカード特約店:1% |
|
年会費 | 初年度無料 2年目以降:税込2,200円 ※条件クリアで割引可能 |
初年度無料 2年目以降:税込2,200円 |
発行会社 | 三井住友カード | JCBカード |
ETCカード | 税込550円 ※前年に1度でもカード利用があれば無料 |
無料 |
家族カード | 初年度無料 2年目以降:税込1,100円 ※条件クリアで割引可能 |
初年度無料 2年目以降:税込1,100円 |
「あ、国際ブランドごとで発行会社が違うんですね!」
そう。ANA一般カードは一見、ANAカードが発行しているイメージが先行しますが、実は三井住友カードやJCBカードが発行元となっています。
鋭いあなたならお気づきの通り、国際ブランドごとで発行元が違うということはすなわち、どの国際ブランドを選択するかで、審査難易度も変わってくるということです。
とはいえ、どの国際ブランドを選んだとしても、そこまでANA一般カードの審査に対して構える必要はありません。理由や詳細については後ほど詳しく解説しますね。
ANA一般カードの利用限度額
ANA一般カードの利用限度額は以下の通りです。
- VISA/MasterCard:20万円〜80万円
- JCB:公式情報なし
ご覧の通り、ANA一般カードのJCBブランドについては、利用限度額について具体的な数値が公表されていません。
ただし、発行元は違えど、一般カードというクレジットカードのランクは同じですから、VISA/MasterCardとJCBで、そこまで大きく利用限度額は変わらないと思っておいて良いでしょう。
審査の前にチェック!ANA一般カードの申し込み資格・条件
審査の前にチェックしておきたい、ANA一般カードの申し込み資格は以下の通りです。
- VISA/MasterCard:満18歳以上の方(高校生・大学生は除く)
- JCB:18歳以上(学生不可)で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。
クレジットカードの中には、高校生以外の学生なら発行できるものもありますが、ANA一般カードに関しては、国際ブランドにかかわらず、学生は作成することができません。
現時点で学生の方は、卒業するまでANA一般カードの発行はお預けというわけですね。
ANA一般カードは主婦でも作成できる
ANA一般カードの申し込み資格の文言には、学生が申し込み不可であることは記載されていますが、専業主婦については触れられていません。
つまり、ANA一般カードは主婦でも作成できるということになります。
ただし、ANA一般カードの申し込み手続きをする際、職業の選択欄には『主婦』がありません。
したがって、もしもあなたが専業主婦の場合は、以下のような選択肢を選びましょう。
- VISA/MasterCardの場合→無職の方(定期収入のない方)
- JCBの場合→お申込人が無職で配偶者に収入がある方
いずれの国際ブランドを選んだとしても、職業欄で無職を選択できるようになっているということは、専業主婦などの無職の方でも、ANA一般カードを作成できることが分かりますね。
参考» クレジットカード申込時の【生計を同一とする家族】とは?範囲や書き方を解説
ANA一般カードの審査・難易度から発行までの流れ・時間|国際ブランドによって審査会社が変わる!
さて、ANA一般カードの基本情報についてはご理解いただけたでしょうか。
続いてここでは以下の項目を挙げながら、ANAカードの審査難易度やカード発行までの流れについて解説していきたいと思います。
- ANA一般カードの審査はそこまで厳しくない
- ANA一般カードは1週間程度で入手できる
- ANA一般カードは土日も審査の対象
ご覧の通り、ANA一般カードはスムーズに事が進めば、およそ1週間程度で入手できるクレジットカードです。
急ぎでANA一般カードを発行したい方にとってはありがたい仕様ですね。
それでは早速、それぞれの項目について、もう少し詳しく見ていきましょう。
ANA一般カードの審査はそこまで厳しくない
「ANA一般カードの審査に正直、ビビってます!」
というあなたに声を大にしてお伝えしたいのが、ANA一般カードの審査はそこまで厳しくないということです。
まず、クレジットカードには以下の通り、様々な系統が存在し、それぞれの系統で審査難易度が異なります。
- 外資系
- 銀行系
- 信販系
- 流通系
- 消費者金融系
上記の中でも外資系や銀行系はやや審査難易度が高く、信販系や流通系は比較的審査難易度が低めです。
そしてご想像の通り、消費者金融系は最も審査が易しい分類となっています。
「え?じゃあANA一般カードのVISA/MasterCardは発行元が銀行系の三井住友カードだから、審査難易度は高いんじゃないの?」
と鋭いツッコミが入るかもしれません。
確かに三井住友カードは銀行系で、その他の系統よりは審査難易度は高めです。
ただし、ANA一般カードは非ゴールドカードであるため、各種ANAカードの中でも最も、審査にチャレンジしやすいカテゴリーに属しているのです。
ちなみにANA一般カードのJCBブランドは信販系に該当するため、こちらもそこまで審査難易度は高くないと言えるでしょう。
ANA一般カードは申し込みから1週間程度で入手できる
ANA一般カードは申し込みから1週間程度で入手できます。
世の中には様々なクレジットカードが存在しますが、1週間で発行できるのはかなりスピーディな方です。
「国際ブランド間で、発行スピードに差はある?」
という声が聞こえてきそうですが、ANA一般カードはどの国際ブランドを選択しても以下の通り、発行スピードに差はありません。
- VISA/MasterCard:最短3営業日発行、約1週間でカードをお届け
- JCB:最短3営業日発行、約1週間でカードをお届け
もちろん、全ての人が上記の流れでANA一般カードを発行できるわけではありません。
特に、申し込み手続きの際には、申請内容や必要書類に不備がないように十分気をつけましょう。
ANA一般カードは土日も審査の対象
「申し込みするタイミングが土日に重なっちゃった!」
という方でも大丈夫。ANA一般カードは土日も審査の対象です。
ただし、審査自体は土日でも進みますが、カードの発行手続きに関しては、平日しか稼働していません。
- 土日でもANA一般カードの審査は進む
- ANA一般カードの発行手続きが進むのは平日のみ
以上を踏まえると、少しでもANA一般カードを素早く発行したいということであれば、週の頭に該当する月曜日や火曜日のタイミングで申し込み手続きをするのがおすすめと言えます。
ANA一般カードの申し込み方法
「ANA一般カードを申し込みしたい!」
と心が決まったあなたに向けて、ここでは国際ブランド別で、ANA一般カードの申し込み方法について紹介します。
- ANA一般カード(VISA/MasterCard)の申し込み方法
- ANA一般カード(JCB)の申し込み方法
ただし、実際にANA一般カードへの申し込み手続きを開始する前に、ぜひとも当記事の最終項で記載している『ANA一般カードの審査落ちしないためのチェックポイント』を確認しておいてくださいね。
ANA一般カード(VISA/MasterCard)の申し込み方法
ANA一般カード(VISA/MasterCard)の申し込み方法は次の通りです。
- ANA一般カード(VISA/MasterCard)の『公式ホームページ』にアクセスする
- 『一般カードのお申し込み』をタップする
- 『同意のうえ、入力画面へ進む』をタップする
- 必要事項を入力して送信する
- 審査
- ANA一般カード(VISA/MasterCard)が届く
ANA一般カード(VISA/MasterCard)に入会すると、入会特典として1,000マイルをゲットできます。
自粛明けで空の旅を待ち望んでいる方にとって、ANA一般カード(VISA/MasterCard)に入会するだけでマイルがもらえるのは嬉しいですね。
ANA一般カード(JCB)の申し込み方法
- ANA一般カード(JCB)の『公式ホームページ』にアクセスする
- 『ANA JCBカードのお申し込みはこちら』をタップする
- 『同意のうえ、入力へ進む』をタップする
- 必要事項を入力して送信する
- 審査
- ANA一般カード(JCB)が届く
ちなみにANA一般カード(JCB)では現在、激アツな入会キャンペーンが展開されています。
概要をザックリ言うと、入会特典やカードの利用特典、キャッシング特典などを合わせて、最大17,300マイル相当を獲得できます。
「え!そんなにガッポリマイルがもらえるの?」
と驚かれたかもしれませんね。
キャンペーン特典の大部分は、ANA一般カード(JCB)の利用金額に応じて還元されるため、あなたもぜひ、積極的にANA一般カード(JCB)を活用していきましょう。
ANA一般カードの審査状況を確認する方法
ANA一般カードの審査が滞りなく進めば、数日以内に審査は完了します。
ただし、場合によっては審査に想定以上の時間がかかることもあるでしょう。そんな時には、オンライン上でANA一般カードの審査状況を確認することができます。
- ANA一般カードの審査結果は数日以内に完了する
- 審査結果がなかなか出ない場合は、オンラインで状況を確認できる
以下、国際ブランドの種類ごとに、ANA一般カードの審査状況を確認する方法について見ていきましょう。
ANA一般カード(VISA/MasterCard)の審査状況を確認する方法
ANA一般カード(VISA/MasterCard)の審査状況を確認する方法は以下の通りです。
- 三井住友カードの『審査状況照会ページ』にアクセスする
- お申込番号、生年月日、電話番号を入力して『照会する』をタップ
「え!たったこれだけでいいの?」
と驚かれたかもしれませんね。
お申込番号は、あなたがANA一般カード(VISA/MasterCard)を申し込みした際に発行される番号です。
審査状況を確認する時のために、大切に保管しておきましょう。
ANA一般カード(JCB)の審査状況を確認する方法
ANA一般カード(JCB)の審査状況を確認する方法は以下の通りです。
- JCBカードの『審査状況照会ページ』にアクセスする
- 必要事項を入力し、『ログイン』をタップする
ANA一般カード(JCB)の審査状況を確認するためには、以下の2つの情報を入力する必要があります。
- 入会受付番号または照会番号(半角数字16桁)
- 判定状況確認用キーワード(半角英数字・記号8~20桁)
入会受付番号または照会番号は、あなたがANA一般カード(JCB)の申し込み手続きをした際に発行される番号です。
一方、判定状況確認用キーワードは、あなたがANA一般カード(JCB)の申し込み手続きをした際にご自身で設定された文字列です。
いずれの情報に関しても、ANA一般カード(JCB)を受け取るまでは、しっかりと保管しておいてくださいね。
ANA一般カードの審査結果は合否にかかわらずメールで通知される
ANA一般カードの審査結果は合否にかかわらずメールで通知されます。
また、どの国際ブランドを選んでも、メールで通知されることに変わりはありません。
- ANA一般カードの審査結果は合否にかかわらずメールで通知される
- どの国際ブランドを選んでも、メールで通知されることに変わりはない
したがって、ANA一般カードを申し込みする際に申請したメールアドレスのボックスを定期的にチェックしておくと良いでしょう。
ANA一般カードの審査落ちしないためのチェックポイント
「ANA一般カードの審査に臨む前に、何を気をつけるべき?」
という疑問をお持ちの方もいることでしょう。
そこでここでは、ANA一般カードの審査に落ちないために重要なこととして、以下の4つのポイントを挙げながら解説していきたいと思います。
- クレジットカードや携帯料金などで、支払いの遅延を起こさない
- クレジットカードの多重申し込みをしない
- ANA一般カードの申し込みの際に、虚偽の申請をしない
- 他社からの借入額や借入件数を限りなくゼロに近づけておく
せっかくANA一般カードにエントリーするのであれば、事前にできることは全て準備した上で、審査に臨みたいですよね。
以下、それぞれの項目について、詳しく見ていきますよ。
クレジットカードや携帯料金などで、支払いの遅延を起こさない
あなたが現在お持ちのクレジットカードや携帯電話の料金、毎月遅延なく、支払えていますか?
「ギクリ!」
と思われた方は呼吸を整えて、以下の内容を読み進めてください。
あなたが支払いの遅延を起こしてしまっていると、あなたの信用情報に傷が残っている可能性があります。
もちろん、ANA一般カードの審査が進む際に、カード会社があなたの信用情報の傷を見逃すハズがありません。
- 支払いの遅延は、信用情報の傷につながる
- 信用情報の傷によって、ANA一般カードの審査は厳しくなる
「えー!どうすればいいの?」
という声が聞こえてきそうですが、今さら過去の事実をひっくり返す事はできません。これからあなたができることはただ一つ。
今すぐにお金の管理を見直し、毎月の支払いを徹底することです。
信用情報に残された傷は、ANA一般カード含め、クレジットカードの審査の時のみならず、今後あなたの前に立ちはだかるありとあらゆる審査で足枷になってしまうことを肝に命じておきましょう。
クレジットカードの多重申し込みをしない
世の中には実に様々なクレジットカードがあります。
あれやこれやとクレジットカードのページのネットサーフィンをしていると、ANA一般カード以外にも、魅力的なカードに目が止まることでしょう。
さて、ここであなたに問います。
あなたはまさか、ANA一般カード以外のクレジットカードを複数、同時期に作成しようとしてはいないでしょうか。
「へ?何か悪いことでも?」
と思われるかもしれませんが、クレジットカードの多重申し込み(同時期に複数のクレジットカードを作成する行為)は、カード会社からの心証を一気に悪化させてしまうことを覚えておきましょう。
よりストレートに表現すると、クレジットカードの多重申し込みは、ANA一般カードの審査を突破できる可能性を著しく下げてしまうということです。
- 多重申し込みは、カード会社からの心証を悪化させる
- 多重申し込みは、審査を突破できる可能性を著しく下げてしまう
「え、じゃあどうすればいいの?」
という疑問に対する答えとしては、ANA一般カードと同時期に作成するクレジットカードは、一枚までに留めておけばOKです。
せっかくあなたの年収や返済能力が高く、信用情報が美しい状態であっても、クレジットカードの多重申し込みが原因で、ANA一般カードに入会するチャンスを失ってしまったらもったいないですよ。
ANA一般カードの申し込みの際に、虚偽の申請をしない
「少しくらい誤魔化してもバレないだろう!」と言いつつ、年収や他社からの借入額をサバ読みしようとしているそこのアナタ。
あなたの信用情報は、クレジットカード会社に筒抜け状態であることをご存知ですか?
そう。ANA一般カードの審査を突破したいがために、数字を上方修正したくなる気持ちは痛いほど分かりますが、そこはグッとこらえてください。
虚偽の記載は無意味どころか逆効果です。クレジットカード会社からの信用を一気に失墜させてしまい、ANA一般カードの審査はおそらく、突破できなくなるでしょう。
- あなたの信用情報は、クレジットカード会社に筒抜け状態
- 虚偽の記載でむしろ、ANA一般カードの審査は絶望的になる
以上を踏まえると、たとえあなたの現状が劣悪な状態であっても、ありのままの事実を申請する他ないと言えます。
大丈夫。万が一、ANA一般カードの審査をクリアできなかったとしても、半年経過してからであれば、またチャレンジすることができますよ。
他社からの借入額や借入件数を限りなくゼロに近づけておく
「借金なんか、したことないです!」
という方は本項目をスルーしていただければ良いのですが、他社からの借入がある方は、ANA一般カードにエントリーする前に、可能な限り借入状況を整理しておくに越したことはありません。
仮にあなたが潤沢な年収を稼いでいたとしても、あまりにも借入状況がひどい場合は、ANA一般カードの審査を突破するのはかなり厳しいでしょう。
- ANA一般カードにエントリーする前に、可能な限り借入状況を整理しておく
- 年収が高くても、借入状況がひどいとANA一般カードの審査を突破できない
あなたがクレジットカード会社の立場であれば当然、借金だらけの方より、他社からの借入が一切ない方の方が安心感がありますよね。
ANA一般カードの作成を特に急がないということであればまず、借金の返済にのみ、全神経を集中するのもおすすめですよ。
ANA一般カードの審査まとめ
ANA一般カードは国際ブランドごとで、若干のスペックがあること。そして、ANA一般カードはそこまで、審査が厳しいわけではないことがご理解いただけたのではないでしょうか。
最後に振り返りとして、当記事のポイントをまとめておきましょう。
- ANA一般カードは国際ブランドによって、発行会社が異なる
- ANA一般カードは学生を除く、18歳以上の方が作成できる
- ANA一般カードの審査はそこまで厳しくはない
- ANA一般カードは申し込みから1週間程度で入手できる
- ANA一般カードは土日も審査の対象
- ANA一般カードはオンライン完結で申し込みができる
- 審査結果がなかなか来ない場合は、オンラインで審査状況を確認できる
- ANA一般カードの審査結果は合否にかかわらずメールで通知される
- 審査落ちしないためには、支払いの遅延や多重申し込み、虚偽の申請、他社からの借入額などに注意する
最後の審査落ちしないためのチェック項目を確認されたあなたは、ANA一般カードの審査にチャレンジする意欲が湧いてきたのではないでしょうか。
ぜひ万全の準備を整えた上で、堂々とANA一般カードにエントリーしてみてくださいね。